[2001.09.08]
  虫食う虫の必要性


 ▼ネットを舞台にした赤と緑の対決──Code Red(ZDNet Broadband)
  http://www.zdnet.co.jp/broadband/0109/07/codegreen.html


 虫虫虫。虫食う虫。その虫食う虫また食う虫。

 コード・レッドの被害はいまだ止まず,コード・グリーンという名の,コード・レッド対策パッチをマイクロソフト社のサイトからダウンロードしてあててしまう“対ワーム”ワームがリリースされている。コード・グリーンは,コード・レッドと同じ侵入手段で拡散する。同様の行動をするCRクリーンというものもあり,インターネットはワーム対ワームの戦場となりそうな気配が出てきた。

 1カ月ごとに拡散を行うコード・レッド(過去記事)。最初の爆拡散のときにも,ワームを封じるワームの使用が取り沙汰されていた。3度目の拡散期にあたり,実際にその“対ワーム”ワームであるコード・グリーン(取扱注意)もCRクリーン(取扱注意)も,もう世界中に出てしまった。もちろんコード・レッド(そしてコード・グリーンもCRクリーンも)に感染するサーバーはあまり多く残っていないと思うが,それでも感染できるサーバーを探してワームたちが世界を飛び交う。

 世話焼き虫も虫は虫であって,最終的には誰にも利益をもたらさない。手前の始末は手前でつけるのが,この世でもあの世でも同義。できない者は死んでもらったほうがよいので,基本的に世話を焼くことなど必要ない。もし自分の周りにそんな虫がやってきたらと思うと虫酸が走る思いで,キモイ。なんにしても,かかわり合いになりたくないことですなぁ。


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